転倒を予防することは“健康寿命“を延ばすことにもつながります。転倒予防にしてもそうですが、こういった予防や健康に関わることはゴールがありません。最期まで、取り組みが続くからです。この長期間の取り組みで大事なのは、目標を立てることです。よく80歳まで歯を残す【8020運動】や死ぬまで元気に【ピンピンころり】など色々ありますが、目標はできるだけ日々の取り組みを継続する後押しになるのが一番です。しかし、目標までが長期であればあるほど日々の取り組みと意識がかけ離れていきます。死ぬまで健康寿命を延伸しよう!より、3か月で何kg痩せる!の方が、取り組みと目標がリンクさせやすいですよね?長くなりましたが、そこで今回は、健康寿命を延ばす目標を少しでも身近に感じるためのヒントをお伝えします。

“健康寿命“道のり

健康寿命を身近に感じる方法

健康寿命とは?

 『健康寿命』とは、自立した生活を送れる期間、他者からの介助を必要としない期間の事です。テレビやメディアでもよく聞くこの言葉ですが、なかなか自分事としては意識しにくいです。なぜなら先過ぎる気がするからです。健康寿命関連で、認知症予防や転倒予防、介護予防などの予防関連も同様です。しかし、人間必ず必要となるものです。これを身近に感じる方法を考えてみました。下の図を見てください。この考え方で少し身近に感じてもらえるでしょうか。

“健康寿命“季節×健康=365日健康

日々の目標を邪魔するものとは?

 日本には四季があります。春夏秋冬と変わる中で、気温・気候も変化しています。個人的な意見として、この四季が目標を邪魔してしまう因子になると思っています。(四季は悪くありません)例えば、『毎朝ウォーキングをしよう!』という目標を立てたとします。開始の時は、やる気があり続くかもしれません。しかし、夏の暑い日・梅雨で雨の続く日・冬の凍えるような寒い日そんな移り行く季節の中、毎日ではないにせよ継続するのは余程の根気が必要です。それが、長い人生の中でどこまで継続できるか。ほかの目標でも同様です。季節により生活スタイルや衣服が変化する以上、同じ取り組みを継続するのはかなりの意志が必要です。そこで、季節ごとの目標を提案します。例えばこうです。

“健康寿命“季節

 季節ごとに取り組みやすい目標を1月1日や年度初めなどキリの良いタイミングで決めるのがおススメです。内容は、健康に良さそうなことなら何でも良いと思います。何でもというと語弊があるかもしれませんが、理由があります。以下、日本WHO協会が訳したWHO憲章の健康の定義を引用します。

【健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます】

 つまり、すべてです。健康だと思うものすべてが健康寿命にもつながります。運動・食事・睡眠・友人関係・趣味・仕事など何でも良いのです。季節ごとだと3か月ごとなので、期間としても丁度良いと思います。もちろんもっと長期間継続できるに越したことはありません。とにかく、健康寿命(~何とか予防でも良いです)のために何か行動をし続けるという事が、回りまわって健康の意識(ヘルスリテラシー)を高めることにつながります。ぜひ活用してみてください!